血友病Q&A
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輸注記録は何故つけるのですか?
いつ、どこを出血したかが、製剤の治療効果も過去にさかのぼってわかります。また、単に記録というだけでなく、定期投与のモチベーションにもなると思います。この輸注記録を主治医と共有することで、補充療法が正確に行われていることが確認できます。カルテの保存期間は原則5年間となっています。製剤の製造番号なども含め記録を自分で保存することは、自身の体のことを一生守るためにも重要だと思います。
また、転居などで病院を変えるときにも、病気の状況を新しい主治医に把握してもらうためにも、輸注記録が有効です。最近ではスマートフォンなどを利用した新しい輸注記録も可能となっています。是非、自分の健康管理のために輸注記録を記入ください。