HIV関連病態である血友病の豊かな未来を目指した画期的治療法・診断法の創出(02)

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目的・趣旨(02)

血友病は血液を固める凝固因子(第8因子、第9因子)が生まれたときから少ない病気です。血液が止まりにくいために、凝固因子を定期的に投与しますが、凝固因子は長持ちしないので、何度も注射を繰り返さなければいけません。過去に、ヒトの血液から得られた凝固因子を治療に使用し、薬害によるHIVが多くの患者さんに感染しました。今は、そのような危険性はなくなりましたが、凝固因子の治療が必要ない根治を目指した治療法の開発が望まれています。

本研究では、血友病の根治を目指した新しい治療法や診断法の開発を目的としています。